あまり目立つところではないですが、雨樋はお家にはなくてはならない存在です。雨樋が異常をきたすと、雨水が直接外壁にあたり建物を痛めたり、雨音でストレスがたまったりと、お家にもお身体にも良くないです。そこで今回は雨樋について詳しくお伝えします。雨樋の劣化状況を見極めて塗装するか、交換が必要かを判断しましょう。
雨樋の寿命はどれくらい?
雨樋は一般的に塩化ビニルで出来ていて、20年ほど持つと言われています。
雨樋も屋根や外壁と同様、365日紫外線や雨風にさらされています。
お家によって環境や使用状況なども違いますので、交換やメンテナンスの時期はさまざまです。
次の章ではメンテナンスが必要な症状を具体的にご紹介します。
雨樋の劣化症状
- チョーキング現象
外壁と同じで紫外線や雨風などによって表面の塗膜が劣化している状態です。
緊急性は高くないですがそろそろ塗装を検討するサインです。 - 雨樋、支持金物のサビ
紫外線や雨風などによってサビが発生します。このサビを放置していると雨樋の腐食が進み、穴が開いてしまう危険性があります。雨樋に穴が開いてしまう前に塗装することをおすすめします。 - 雨樋の中にごみがたまる
お掃除が必要な状態です。
放置していると雨水が溢れてしまい外壁に直接雨水が当たることで、外壁を痛めてしまいます。 - 割れたり欠落している
強風などで硬いものが当たると割れてしまったり、欠落してしまったりします。
この場合は交換が必要です。
一部だけなら割れた場所のみの交換も可能です。
雨樋を長持ちさせる方法
- 10年に1回は塗装しましょう。
塗装をすることで雨樋を紫外線から守り、割れにくくしてくれます。 - 定期的に支持金物にサビがないか、ゴミなどが溜まってないかチェックしましょう。
周りに木が多いお家では、落ち葉の季節などは、葉っぱが溜まりやすいので特に注意しましょう。
まとめ
雨樋の耐用年数は20年です。
しかし定期的なメンテナンスを怠ると20年よりも早く交換が必要になってしまいます。
さらにひどい場合は外壁が損傷してしまい外壁材の張替えなど、大規模なメンテナンスが必要になってしまうこともあります。
塗装や補修で済む間にメンテナンスを行いましょう。屋根や外壁と一緒のタイミングで塗装すると足場を一緒に使えるので費用を抑えられます。
メンテナンスを行う時期も一緒になるのでおすすめです。