皆様は棟板金(とうばんきん)についてご存じでしょうか?
スレートなどの屋根材の劣化だけでなく、屋根の中で最も劣化しやすい部分にあたります。
大切な部分であるにも関わらず、意外と放置されやすい棟板金のチェックポイントを3つ紹介いたします。
棟板金って何?
棟板金とは、屋根の頂点にある板金の事です。
スレートや金属屋根などの屋根に使用するもので、屋根の内部に雨水が入らないようにかぶさっています。
屋根の中でも劣化しやすい部分で、不具合を放置しておくと雨漏りなどのトラブルを引き起こします。最悪、強風などで飛ばされることもあります。
棟板金の劣化原因
棟板金自体の寿命は15~25年と言われています。
しかし棟板金を止めている釘は、築7~10年で抜けてきます。
釘が抜けてしまう原因は、板金が金属で出来ているため太陽の熱などで膨張し、夜の冷えで収縮するプロセスを繰り返すためです。
釘抜けの他に、サビにも注意が必要です。
サビは進行してしまうと棟板金を腐食させ、耐久性を衰えさせるだけでなく穴が開いてしまいます。
棟板金のメンテナンス
釘抜けなどの劣化は経年劣化の為どうしても起きてしまいます。
塗りかえ本舗では屋根塗装工事の際に釘抜けなどの不具合を発見した場合は釘よりも抜けにくくさびにくいステンレス製のビスで棟板金を固定し、さらにコーキングで処理をして水の侵入を防ぎます。
まとめ
棟板金は雨漏りを防ぐ大事な部分ですが、見落としがちな部分でもあります。せっかく屋根の塗装を行っても棟板金の補修を怠ると雨漏りを起こす危険性があります。しっかりメンテナンスを行ってくれて、信頼できる塗装業者さんにお願いしましょう。