202203/03

チョーキング現象って？

2022年3月3日 2022年3月7日

手や服が壁に触れた際に、白い汚れが付くことはありませんか？

外壁塗装は10年～15年に一回施工するのが目安と言われています。
しかし、それぞれのお家の立地条件によって、劣化の進行状況は異なります。

今回は外壁の劣化症状、チョーキング現象について説明します。

Contents

チョーキング現象とは
チョーキング現象のセルフチェック
まとめ
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チョーキング現象とは

外壁塗装の塗料の中に含まれる顔料が、紫外線や熱、雨風などの自然現象により劣化し、チョークの粉のようになって表面に浮き出てしまう現象です。
日当たりの良い面やバルコニーなどによく現れます。大体は白い粉ですが外壁の色に似た粉が出る場合もあります。
チョーキング現象が起きてた状態は、塗装の防水機能や耐久性が低下してしまっている状態です。

チョーキング現象のセルフチェック

チョーキング現象のセルフチェック方法は3つあります。

①外壁に触って確認する

外壁に直接触って白い粉が付く場合はチョーキング現象が起きています。触ってみて薄っすらつく程度ならそろそろ外壁塗装の検討時期、しっかりつく状態なら一刻も早い外壁塗装をおすすめします。

②外壁に水をかけてみる

雨が降った時や、水をかけてみた時に外壁が変色していると、チョーキング現象が起こっているサインです。防水機能が劣化しているため、水分を吸収して変色します。
チョーキングのセルフチェックは非常に簡単なので月に1度は行ってみてください。

➂点検商法にご注意

チョーキング現象は訪問販売業者の定番の脅し文句です。

薄っすら手につく程度のチョーキング現象で「チョーキング現象が起きています。これは早急に外壁塗装を行わないとお家の中に水が回って柱が腐ってしまいます」などと脅して営業をかけてきます。

チョーキング現象は大概のお家で少なからず起きている現象で、早急にどうにかしないといけない状況は非常に稀です。
チョーキング現象が起こっていても、その場で契約せず、信頼できる業者を探して工事を依頼することをおすすめします。

まとめ

外壁塗装には建物を守る役割があります。
外壁によって、建物がしっかりと守られているかを知る目安として、チョーキングの症状を知っておきましょう。
チョーキング現象が発生してすぐに、家の内部に影響が生じることはありませんが、発見後には塗装が必要か、信頼できる塗装業者に点検をしてもらうことをおすすめします。
大切なお家を守るためにも、最低でも月に一度はチョーキング現象のセルフチェックを行いましょう。